今度こそショパン

2003年4月24日
模試申し込んできました。
5月始めの代ゼミマーク模試と、中旬の河合マーク模試です。
目標は理系科目で7割、国語・社会で5割、英語で8割以上。
マーク式問題集(黒本とか)は前年の模試と同じらしいので、
難しくなければ理系科目は8割欲しいところ。
やっぱ緊張するなー

☆24日の勉強報告☆9時間
〜英語〜
速単必修、速熟:5課ずつ
ビジュアル英文解釈(2):42〜43
ビジュアル英文解釈(5):23〜25
大矢英作文実況中継:16〜17
ネクステージ:20問
〜数学〜
解法のプロセス2B(3):11〜30
解法のプロセス1A(5):41〜60
解法のプロセス3C(1):1〜10
細野確率:5問
〜物理〜
漆原の物理明快解法講座(5):20〜22
〜化学〜
照井の理論化学計算問題の解き方(3):6
福間の無機化学:5
〜国語〜
富井の古典文法をはじめからていねいに:29〜30
決める!センター国語現代文(2):例題1
〜政経〜
決める!センター:67


昨日の題名ショパンなのに何も書いてなかった(笑)
ショパンは全てのジャンルを含めて1番好きな作曲家。好きな曲でも上位30位くらいまでは全てショパンの曲が占めているし、中学に入ってジャズばかり聴くようになっても、ショパンだけは欠かさず聴き続けてきた。
ここ最近久しぶりにサンソン・フランソワのショパンを聞いている。彼は技術的には活躍当時(1950〜60年代)からそれ程抜きん出ていた訳ではなく、周りのピアニストの技術が大きく進歩した今では正直見る影も無い。彼のようなタイプは本来好きではないんだけど(僕の理想は70年代のポリーニ)、完全に自分の世界に入り込み、自分の演奏に陶酔しきっているフランソワのピアノは、それまで先人たちが築きあげてきた「常識」を一切省みず、独特の感性とイマジネーション豊かな読みで、とっても個性的に仕上げられていて、僕はその世界観がもの凄くショパンに合ってる気がする。僕は小学生の頃から両親やピアノの先生の薦めで「お手本」として(解釈がオーソドックスで譜面に忠実な)後期のルービンシュタインやアシュケナージばかり聴いてきたので、その反動もあるのかもしれない。
フランソワのショパン演奏ではマズルカ・バラード・スケルツォ全集と即興曲集が特に優れていると思う。前奏曲集もかなりイケてると思うのだけど、これはキーシン盤の出来が良すぎる。たまにはアルゲリッチの暴走ぶりも聴きたくなるし(笑)逆にフランソワのポロネーズ集はちょっとつまらないかも。無難にポリーニで聴いているけど、ポロネーズはなかなかいい演奏が見つからない。バラード集はフランソワの他にツィマーマンやカツァリスも面白
い。特にカツァリス独特のアクセント、今まで誰も気付かなかったような内声の読みは天才的。
カツァリスは技術面と音楽性を同時に考えた場合、実力は断トツで現役世界トップだと思うのだけど、その割にはあんまり人気ないよね。技術面だけなら今はアムランかフレードリク・ウレーンがトップだと思う。「超絶のショパン」というウレーンのCDは「子犬のワルツ」のいろいろなアレンジが入ってるんだけど、ピアノを弾く人(あるいは技術的な事がある程度わかる人)は聴かない方がいいかも。ぶったまげて心臓止まるかもしれないので(ちょっとだけマジです)。ちなみにウレーンの本職は医師らしい。医師でピアノ弾く人って多いよね。ジャズピアニスト・映画音楽家のクシシュトフ・コメダなんかは結構有名だし、僕の住んでいる街にもリサイタルで日本中飛び回ってるお医者さんがいます。かのシュバイツァーも超一流ピアニストだったらしいし。レベルが違いすぎるけど僕の父も昔ピアニストを目指していたらしく、高校入学したばかりの頃は真剣に医大と音大とで迷っていたらしいです。
何書いてるかわからなくなっちゃた(笑)せっかくだから最後までショパン紹介やろう。後は・・・ノクターンならアラウの独特の暗さがいい。ワルツはリパッティ、ピアノソナタならポゴレリッチとアルゲリッチがお気に入り。ピアノコンツェルトはあまり聴かないけど、出来の良さは断然ツィマーマンだと思う。ツィマーマンは夏に札幌に来るらしいから絶対行きたいなぁ。彼はあまりコンサートやらない事で有名なので。
ショパンのエチュードは自分にとってとても特別な存在。小学校5年生の時に全曲制覇を志して以来、10年以上も練習し続けてきた事になる。当時僕は小学生のみの発表会で、高学年にもかかわらず出番が最初の方だった事からもわかるように、とても下手だったんだけど(普通は大体学年順に並んでいて、とびきり上手い人だけが最後の方に入れ替わっていた。つまり僕は音楽教室公認のとびきり下手な人だったって事)、今では3曲(Op10-2、25-6、25-8)を除いて大体満足の行く演奏ができるようになった。「僕の青春とは?」と聞かれたら「サッカーとショパンのエチュードです」と言ってもいいくらいの存在。だからこそ、この曲集だけはどうしても技術的な部分まで厳しく見てしまう。部分的には断然ホロヴィッツと横山幸雄が良いのだけど、全集となるとやっぱりポリーニしか聴けない。ポリーニのエチュードはあまりにも有名すぎる大ベストセラーだけど、録音から30年以上たった今でも、やはりその座を脅かすような盤は生まれていないというのが私見。他のピアニストの全集を聴くと、みんな自分と同じような悩みを抱えていて、世界の巨匠達がとっても身近に感じられるので、それはそれで嬉しいのだけど(笑)本来僕は超絶技巧満開のヴィルトオーゾは好きではないけど、アムラン、ウレーンには是非エチュード全集やって欲しいなぁ。ゴドフスキーの編曲版は好きじゃないので。


P.S.
sunzuさん、リンク登録ありがとう。よろしくお願いします。

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